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神奈川・大山:初ソロ登山体験|案の定、おばさんはバテる

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2026年6月13日(土) 天候:くもり時々晴れ

神奈川県の大山(おおやま)に登ってきた。
大山は今回で3回目だ。過去2回は、私に登山の楽しさを教えてくれた友人夫妻(「山師匠夫妻」と勝手に呼んでいる)に、ドア・ツー・ドアで車に乗せてもらい楽々登山をしていた。しかし今回は、初めて電車とバスを乗り継ぎ、一人で行ってみることにした。

大山は神奈川県に住んでいるので存在は知っていたが登山を始める前までは行ったことがなかった。車で行くと近いのだが、電車とバスだとどんな感じなのか少しドキドキ…。近場でも初めての場所は緊張する。

小田急線・伊勢原駅で下車し、改札を出てすぐ右の北口へ。突き当たりで左の階段を降りると、すぐに登山者の大行列ができていたので迷うことなし。駅もバスロータリーもそれほど大きくないので、初めての方でも問題ないであろう。バスは満席で座ることができなかったが運よく直行便に乗れたので、駅からとても遠いという感じではなかった。ちなみにタクシーで大山ケーブルバス停まで約3400円とのこと。人数がいれば、時短でタクシーを使うのもありかもしれない。タクシーは土曜日だったせいか待機していた。

大山は初心者向けの山と言われているが、階段が多く距離は長くながいその分直登で岩もゴロゴロしているのでなかなかハードである。しかも、夏の富士登山やアルプス登山に向けてトレーニングで登るベテランさんやトレランの人も多いのでスピードが速い。気にしてはいけないが、後ろからのプレッシャーがかなりある。そのプレッシャーを避けるために道を譲っていると人が多いので途切れることがなくて歩き始めるタイミングを失う。無駄に止まってしまうので余計にバテる。今回の私がまさにそれだった。

体力がない人が初心者向けだからといって安易に登ると痛い目にあうのが大山。特に私のような50代で登山を始めたばかりの人はよくよく自分の肉体と相談してから登った方がよい。とは言っても、ケーブルカーを利用し人が少ない平日や週末であれば土曜日より日曜日を選択する、夏より冬に登るなど工夫し自分の体力にあわせて登れば、私のような体力なしおばさんでも登ることは十分可能。

ケーブルカーを使わず、女坂や男坂から登ることもできる。しかし、私のレベルではとても無理なので、無理せずケーブルカーを利用する。ただし、ケーブルカーに乗る前も階段、降りてからも階段、その先もまた階段と、楽をしている割に最初から容赦なく試される。

この日は前日に神奈川でゲリラ豪雨があったため、足元はドロドロで滑りやすく、さらにスタート直後から少し蒸し暑い状態。風は気持ちよかった。土曜日ということもあり、かなりの混雑。大学生のサークルらしき団体も多い日だった。若さあふれる学生たちは、曇り空でもキラキラとまぶしく、賑やかに軽やかに登っていく。これぞ「青春」をみせらつけられながら黙々と登るおばさん。

そんな若者たちの間におばさんが割り込むこなんてできない。もちろんスピードにもついていけない。「お先にどうぞ」と譲っていたら、思っていた以上に時間がかかってしまった。なんとか山頂までは到達したものの、道の悪さや蒸し暑さ、そして若者のキラキラに圧倒され、下山途中でかなりバテてしまった。

下山は見晴台を経由し周回で女坂からケーブルカーを使わずに降りる計画だった。山頂から見晴台までもまぁまぁ距離がある。無事に見晴台まできたものの、見晴台あたりで天気が良くなってきて暑くなってきたせいもあり集中力が切れてしまった。五十を過ぎて思うのが集中力が続かなくなった。誰かと話しながら気分転換ができない一人のデメリットでもある。頑張れば不可能ではなかったが今回は一人。帰りも自力で帰らなければならないため悩んだ末、帰りもケーブルカーを利用することに。

下りとはいえ、大山の女坂は階段が多く、段差も大きいため脚にかなり来る。初めて女坂から下った時は3日間ぐらい酷い筋肉痛で自宅の階段さえ降りられなくなったほど。私の膝はまだ痛みもなく元気に活躍してくれているが、膝がすでに活躍で来てない方はさらに膝の元気を失う可能性があるので気をつけよう。女坂でも十分きついので男坂での下山なんて考えてはいけない。初心者や体力に自信がない人は下山も素直にケーブルカーという文明を利用しよう。

とにかくおばさんは無理はしないのがモットー。すんなり登山計画を変更。

ケーブルカーに乗る前には茶屋でソフトクリームをむさぼるように食べ、その後帰宅。大山の良いところは、こうした茶屋があるところ。登山しなくても下社周辺でスイーツを食べたり、コマ参道で豆腐料理を堪能するだけでも楽しめる山。よい山である。

帰りも運よくバスが来ており、ケーブルカーを利用したことでピークより少し早い時間だったため、座って伊勢原駅まで戻ることができた。おばさんは座って帰れるか、帰れないか問題はかなり重要である。帰りにバスで座って帰りたい場合は、早めの下山がよさそうだ。

当初の計画から変更して往復ともケーブルカーを利用することになったが、電車とバスでも十分一人で行けることがわかった。また近いうちに訪れてみようと思う。次はせめて、ケーブルカーは片道だけにできるよう、日々のトレーニングをがんばろうと決意した週末だった。

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