関東はここのところ、すっきりしない天気が続いている。
週末のたびに空を見上げて、ため息…という人も多いんじゃないだろうか。
自分もまったく山に行っていないわけではないが、ただ、途中で雨に降られて引き返したり、ガスで真っ白で景色が見えなかったりと、どうにも消化不良な山行が続いている。
今年のシルバーウィークも台風が近づきそうで、行けそうな山は軒並み雨予報。
雨でも歩く人はいるだろうけれど、自分はもう無理はしないと決めている。
50代になっていちばん実感しているのは、ケガの回復の遅さ。
若い頃ならなんともなかったことが、思いのほか尾を引く。
今年3月、伊勢原の大山に行ったとき。
下山中に階段で少し滑って、とっさに手をついた。
そのときは「軽い捻挫かな」くらいに思っていたのに、翌日から痛みが出て、完全に違和感がなくなるまでに2ヶ月。
湿布を貼って、無理をしないようにしていたのにこの長さ。正直ちょっと驚いた。
これが軽い捻挫でこの期間。
もし重度な捻挫や骨折なんてしたらどうなるのか、と考えると少し怖くなる。
だから雨の日の山は避ける。
滑りやすい道、濡れた岩、集中力も落ちがち。
たった一日の無理が、その後の数ヶ月の楽しみを奪うかもしれないと思うと、やっぱり踏み出せない。
体調面も同じ。
風邪ひとつでも、すぐに抜けない。
たいしたことがないはずなのに、なんとなく不調が長引く。
50歳を過ぎて以前とは違うな、と感じる場面が増えた。
そしてもうひとつ、現実的な理由。
雨の日の山は、帰ってからがとにかく大変。
濡れたレインウェアやザック、靴の片付け。
疲れた体であれこれやるのは、なかなかしんどい。
「それも含めて山」という人もいるだろうけれど、こちらはもう帰ったら早く横になりたい。
お風呂すら面倒に感じる日もあるくらい(結局くさいから入るけれど)。
そんなわけで、雨の日は潔く休み。
同じように感じている人、きっと少なくないはず。
無理をしないこと。
それが、この先も山を楽しむための一番のコツだと思っている。




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