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胆のう腺筋症から胆のう摘出になった記録 ③入院までの準備

学び

2024年お正月明け早々に胆のう摘出手術を受けました。

手術に至るまでの経緯、手術前のこと、手術後のこと、お金のこと、入院のことなどをまとめていきます。

私の備忘録でもあり、これから胆のう摘出手術する方の参考になれば、と思っています。

※ あくまでも個人の症状ですので、自己判断はせず不調等がある方は病院に行きましょう

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病院にもよって変わると思いますが、全ての検査が終わり手術ができると判断された後、入院について職員、看護師、薬剤師から説明がありました。

職員の方からは、入院する時間、高額療養費のことや入院時に提出する書類の説明、持ち物、個室、レンタル品について、入院時の注意事項などの説明を受けました。

書類は、手術説明書、手術同意書、輸血同意書、「特定生物由来製品」使用同意書、身体行動制限に関する同意書など、とにかく書類が多い。

色々な書類を読み、同意書にサインしなければなりません。

入院前日だとバタバタしたり、病状が悪化して緊急入院になった場合などのことも含め、早めに読みサインしておいた方が良いかもしれません。

看護師の方からは、入院から退院までのスケジュールを説明されました。

私の場合は腹腔鏡手術で5泊6日の入院です。

月曜日に入院して土曜日に退院でした。

開腹手術だともっと長いようですが、腹腔鏡手術だと3泊ぐらいで退院できるところもあるようです。

5泊と最初に聞いた時は長い、と思いました。

もしかしたら、私の場合も5泊は長いと言えばもう少し短くなったかもしれません。

ですが、実際に手術をしてみると5泊で良かったと思いました。

痛みの感じ方は人それぞれだと思いますが、退院する時もピーク時よりかは痛みは減っていましたが、それなりに痛かったです。

入院していれば、何かあれば看護師さんがきてくれますし、痛み止めの管理もしてもらえますし食事の心配もありません。

家族も病院にいてくれた方が安心と言うので、状況が許すのであればMAXで入院することをおススメします。

その他、食物アレルギーや入院時に気を付けて欲しいことがあるかなど聞かれました。

例えば、高齢であれば入れ歯はあるか、一人でお手洗いにいけるか等

分からないことや不安はないか等も聞かれました。

とにかく「痛いのが嫌」と伝えたところ、痛みのコントロールはできるから遠慮なく看護師に言って欲しい、と心強い言葉をもらいました。

今、飲んでいる薬の有無をもちろん聞かれました。

既往歴、薬のアレルギーや以前に薬や食べ物でアナフラキシーを起こしたことはないかも聞かれました。

飲んでいるサプリメントもないかも聞かれました。

サプリメント飲んでいる方は、飲んでいるサプリメントをメモ書きしてお薬手帳に入れておいてもよいかもしれません。

お薬手帳の提出も求められましたのでお持ち方は持参しましょう。

呼吸の練習と筋力トレーニングの説明書をもらいました。

入院するまで練習しておいてほしい、と言われました。

手術後、麻酔や傷の痛みによって呼吸が浅くなったり、身体を起こすことができない場合、痰が貯まり酸素を十分に取り込めなくなり肺の合併症を起こすことがあるそうです。

そうならないように、事前に以下の呼吸の練習をしておくとよいそうです。

難しくないので、私は寝る前にベッドの上やベッドに寝ながら練習しました。

手術をした日は翌日まで寝たきりです。

そのため痰がたまります。

ですが、咳をすると痛み止めが効いていても痛みます。

ゴホゴホとやって痰を出すのは難しいと思います。

口すぼめ呼吸をすると若干ですが痰がだしやすくなった感じです。

また、腹式呼吸も痛い時にやると少し楽になりました。

・口すぼめ呼吸

【実践編】口すぼめ呼吸|ぜん息などの情報館|大気環境・ぜん息などの情報館|独立行政法人環境再生保全機構
大気環境・ぜん息などの情報を発信し、患者やその家族の方のサポートを致します。

・腹式呼吸

【実践編】腹式呼吸|ぜん息などの情報館|大気環境・ぜん息などの情報館|独立行政法人環境再生保全機構
大気環境・ぜん息などの情報を発信し、患者やその家族の方のサポートを致します。

おヘソからカメラを挿入するためおヘソを事前に掃除をしておいて欲しい、と言われやり方の説明書をもらいました。

ヘソのゴマをとってこい、と言うことです。

ヘソのゴマは垢やホコリによる汚れ。

その中には細菌がいることもあるそうです。

おヘソからカメラをいれるために切開します。

ヘソが汚れているとそこから細菌がはいりこみ感染症を引き起こすこともあるそう。

横になり、オリーブオイルなどをお臍にたらし5-10分ほどをおいて綿棒で優しくこすり取り、シャワーで洗い流すという簡単なもの。

やりすぎると傷がついたりすることがあるのでやりすぎないようにとも言われました。

もし、できなければ手術前日に看護師がやるので自分でやらなくてもよいと言われました。

私は、看護師さんにヘソのゴマを大量にとられるのも恥ずかしいので自分でやりました。

入院3日前と前日にやりました。

オリーブオイルはたれると嫌なので、私は普段から使用している馬油を使ってやりました。

冬だったので馬油は固まっているので、たれることもなく綿棒ですくってオヘソに塗り、ゴショゴショと軽く掃除しました。

きれいになったかどうかはイマイチわかりませんでしたが、手術前日に看護師さんにみてもらったところ「きれいなのでやる必要ないです」と言われたので自分でやってよかったなぁ、と思いました。

利用した馬油↓

医療機関等の窓口での支払いが高額な負担となった場合は、あとから申請することで自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。

しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担です。

事前に限度額適用認定証を申請しておけば窓口での支払いは自己負担額までになります。

収入によって限度額がかわりますので、自分が加入している健康保険組合に確認してみましょう。

私の場合は、オンライン資格確認を導入している医療機関だったので、窓口で保険証を提出し「限度額情報の表示」に同意したので、窓口での支払いが自己負担限度額までになりました。

健康保険組合に申請する必要がなかったので楽でした。

詳しくは、入院する病院や健康保険組合に確認してみましょう。

退院してからでも間に合いますが、医療保険に加入している場合は入院前に保険金請求方法を確認しておくとよいかもしれません。

私の場合は、民間の医療保険と県民共済に加入しています。

民間の医療保険の場合はネットから申請できました。

領収書と診療明細をスマホで写真を撮り申請書に添付すればよくあっという間に申請で入金も速かったです。

県民共済の場合は、書類を取り寄せ、領収書と診療明細をコピーしそれら郵送しなければなりませんでした。

民間の医療保険に比べると入金までは時間がかかりました。

病院の窓口での支払いはクレジットだったので、今すぐ現金が必要というわけではなかったのですが早く保険金が入金されると安心ですね。

症状などによって変わるかもしれませんが、私の場合は食事制限や行動制限は特にありませんでした。

ただ脂っこい物など食べるとムカムカしたので脂っこい物は食べないようにしていました。

また、クリスマスやお正月をまたぐので食べ過ぎないようにしていました。

インフルエンザや新型コロナウイルス、ノロウイルスが流行っている時期でしたので、感染には気を付けてください、とは言われました。

看護師の姉によると感染症にかかると手術を延期することになるのですべてのスケジュールが変わってしまので、再度、スケジュールの組みなおしになるので面倒だよ、と言われたので風邪などひかないように気を付けていました。

行動制限はなかったので、人混みを避けつつなるたけ歩いたり、脚が衰えないように下半身の筋トレなどをしていました。

基本的にはいつもと同じように生活していました。

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